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第166号.法改正で65歳以上の在職者の年金額を毎年再計算する事によって得する人と損する人。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 現在は厚生年金の60歳から65歳への引き上げの最中であり、そのため定年してからもしばらく年金が貰えないというのは普通になってきました。 しばらく無年金期間ができるため、年金貰うまでは働き続けるという事ですね。 また、年金額は必ずしも十分な額ではないため、少しでも働いて年金を増やすという事も積極的になってきました。 年金を貰いながら厚生年金に加入して働くと年金が停止されたりするので、在職者による年金相談は非常に多い部分ではあります。 それと合わせて定年以降働いた分はいつから年金額を増やしてくれるのか?という点ですね。 これには年金額を再計算するタイミングがあって、まず退職してから1ヶ月経った日の属する月から年金額を変更します(退職改定という)。 例えば、1月31日に退職したら、2月28日(うるう年なら29日)が1ヶ月経った日の属する月となって、2月分から年金額を変更する。 なお、「1ヶ月」というのは30日間とか31日間後というものではなく、単純に1ヵ月経った日なら翌月というふうに考えていい。 まあ3月5日に退職したら4月5日が1ヵ月経過した日ですね。

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  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
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