◆◆ 日本癌治療学会総会と日本泌尿器腫瘍学会 in 京都2020 タキソテール/ジェブタナの化学療法はいつ始めるか その2 ◆◆
前立腺がんが見つかって、進行前立腺がんの診断がついたとき、今までの治療は、内分泌療法(去勢術)もしくはMAB療法(内分泌療法+抗アンドロゲン剤ビカルタミド)でした。
永遠に効果があればいいのですが、早晩『去勢抵抗性前立腺がん』の診断となります。
転移性去勢抵抗性前立腺がんの治療法としては、新規抗アンドロゲン剤(イクスタンジやザイティガなど)かタキソテール(ドセタキセル)の化学療法の有効性が示されています。ジェブタナの化学療法はタキソテールの化学療法後でないと使えない治療です。
そこで、新規抗アンドロゲン剤(イクスタンジやザイティガなど)とタキソテールの化学療法をどのような順番で、どのような患者さんの状態のときに使うのが有効かは、なかなか難しい判断になります。
前回CARD試験を紹介しました。
再度紹介すると、
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<CARD試験>
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