2020年 第 43号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
皆さん、こんばんは。長尾和宏です。
やはり、というか、しかたがないというか、コロナ「第3波」を認めざるを得ない
状況となっているようです。東京は、3日連続感染者が300人を超えたと大騒ぎ
しているようですが、まあ、さもありなんということでしょう。
GOTOキャンペーンと秋の連休の後ですから、こうなることは必然だったはず。
だからといって、今更、GOTOは失敗だったと言ったところで何も始まりません。
前から何度も言っていますが、もうテレビが感染者の数で騒ぐのは、やめてくれ…。
大切なのは、医療崩壊を防ぐこと。介護クラスターを防ぐこと。
国民が「コロナ慣れ」してしまい、マスク着用や居酒屋などのソーシャルディスタン
スに、以前ほど気を使わなくなっているのは事実。
ひとりひとりの、ほんの少しの心掛けが、医療崩壊を防ぐのです。
そして、この状態はまだまだ続きます。ワクチンができたといっても、すべてが
解決するわけではもちろんありません。私たちは今、波打ち際を危なっかしく歩き
続けているようなもので、コロナの波は何度も打ち寄せてくるのです。
だから、経済を、エンターテイメントを、止めたってしかたがありません。
というわけで、ようやく決断ができました。
私が原作と医療監修を手掛けた映画『痛くない死に方』が、来年(2021年)2月
より、ようやく公開が決まりました! ご協力いただいた皆さんにはご心配とご迷惑
をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
https://www.cinra.net/news/20201111-itakunaishinikata
おかげさまで評判はよく、思ったよりも多くの劇場でかかりそうです。
現在、全国50館くらいの映画館が興味を持ってくださっているとのこと。嬉しい。
今こそ、町の映画館に行って、その火を消してはいけないからね。
(*映画館では今のところ、一つもクラスターが出ていないことも知ってほしい)
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