第４１回　『鬱07　鬱状態を回復させるのに実際に効果のあった「その他の対処法」』

－ Arcadia Rose －「　K　」のセルフカウンセリング＆心理セラピスト講座　上級編 第４１回　『鬱07　鬱状態を回復させるのに実際に効果のあった「その他の対処法」』 みなさん、こんちには。 Arcadia Roseの「　K　」です。 この度は『セルフカウンセリング＆心理セラピスト講座・上級編』を 購読していただきまして、どうもありがとうございます。 前回までの講座で、私の驚異の鬱の回復の実体験をお伝えしましたが、 その時に並行して行った、その他の有効な「対処法」をお伝えします。 心の状態をより良くするカンタンな対処法は他にもたくさんあります。 それらの方法は、不眠症解消、疲労回復などにもかなり役立ちます。 是非、覚えておいてください。 がんばってください。 それでは、はじめましょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ＜はじめに＞ ――――――――――――――――――――――――――――――――― 第３９～４０講では、私の実体験をお伝えしました。 重度の鬱と言われた状態を３ヵ月で直しました。 普通に動ける状態までは１ヵ月程で直しました。 その主な方法は ・「自信回復」 ・「生きる道の発見」 この２つの問題を解決することで、回復しましたが、 実際は他にもいろいろと対処法を実行しております。 今回は、その時、実際に行った「対処法」から、 とくに効果があった「対処法」をお伝えします。 これは、鬱に限らず不眠症やその他の問題などにも 効果がある方法です。知っておくと必ず役立ちます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ＜鬱状態に効果のあった「対処法」＞ ――――――――――――――――――――――――――――――――― 私が実際に実践し鬱状態に有効と感じた その他の対処法を項目別にお伝えします。 「食事」「睡眠」「生活」「思考」の ４つの項目に沿って解説していきます。 ＜食事＞ 食事に関しては、可能であれば、やはり 心のこもった手料理を食べてください。 これは当然のことですが、栄養があり、 美味しい食事をとるようにしてください。 その上で、ポイントを解説していきます。 01：『新鮮な食材』 気分や元気を回復させたい時には、 出来る限り「新鮮なもの」を食べてください。 古くなった食材は生命力が低下しています。 新鮮な食材は生命力に溢れています。 元気を出したい時には、身体に入れるものも 当然、新鮮で生命力に溢れた食材が良いです。 新鮮なものを食べるようにしてください。 「生命力に溢れたものを身体に入れる」 これを心掛けて食材を選んでください。 生命力に溢れたものを身体に入れることで、 自分にもその生命力が宿るイメージです。 これはかなり効果があるように感じました。 具体的には「新鮮な刺身」「新鮮なフルーツ」 「新鮮な野菜」などが効果的と感じました。 02『ソウルフード』 ソウルフードとは魂の食事という意味ですが、 自分が子どもの頃に、食べていた食べ物です。 私の場合は、子ども時代は漁師町で育ちました。 その為、「海のもの」をよく食べていました。 特に「あさりの味噌汁」をよく食べましたが、 上京してからは全く食べていませんでした。 そこで、「ソウルフード」を食べようと考え、 私は「あさりの味噌汁」を食べてみました。 すると、予想通り子どもの頃を思い出し、 とても元気が湧いてくるのを感じました。 気分が重たい時にソウルフードを食べると かなり回復への効果がある と感じました。 ちなみに、この「ソウルフード」とは、 漫画「美味しんぼ」で紹介されていました。 海外オペラ歌手が日本に来て元気がなくなり 声が出なくなってしまったところ、 主人公、山岡士郎がその歌手のソウルフードを 作り、ごちそうしてあげるわけです。 歌手はソウルフードを食べ元気を取り戻し、 見事な歌声を披露するといった話でした。 ちょうど、私の状況とも一致していましたので、 私も実際にソウルフードを食べてみたわけです。 正直、漫画で読んだ時には「へええ、そうなのか」 くらいにしか思わなかったのですが、実際のところ、 とても効果のある方法ということが判りました。 『美味しんぼ　第３巻　電子版』 https://amzn.to/3eTXaJ4 Amazon　詳細 これが本当に見事に効きました。 この「ソウルフード」は必ず役に立ちます。 この話は『美味しんぼ３巻』に収録されいます。 是非カウンセラーの方は読んでおいてください。 03『フルーツ』 フルーツに関して、もう少し解説しておきます。 気分が重い時はフルーツを食べてみてください。 特に「新鮮なフルーツ」は生命力に溢れています。 よくお見舞いにフルーツが持ち込まれますが、 潜在的にその効力に気づいているからでしょう。 なるべく水分の多いフルーツを食べてください。 好きなもので良いのですが、柿とかバナナではなく、 桃、オレンジ、葡萄、など水分の多い方が良いです。 ・可能であれば、心のこもった手料理を食べる ・なるべく栄養のある新鮮なものを食べる ・ソウルフードを食べてみる ・新鮮な刺身やフルーツなどを食べる ・フルーツはなるべく水分の多いものを選ぶ ＜睡眠＞ 気分を元気に回復させるには睡眠はとても重要です。 01『眠れない時の対処法』 眠れない時は無理に寝ようとしなくても大丈夫です。 普通に布団に入り、横になり目をつむってください。 そうしているだけでも身体の疲れは取れていきます。 目をつむることが難しい場合は、軽い小さなタオルを 折り畳んで目に被せておいてください。 顔にタオルがあると逆に目が開けられないので、 無理なく自然に目をつむることが出来ます。 これはとても役立つ有効な方法です。 タオルのおかげで余計な光も入りません。 そうして目をつむり横たわっているだけで、 実際に自然と眠ってしまうこともあります。 不眠症の方も一度試してみて下さい。 この方法で眠れるようになることもあります。 02『睡眠の規則正しいリズム』 規則正し時間に睡眠をとりたい場合は とても簡単で有効な対処法があります。 たとえば１２時～７時まで眠りたい場合、 とにかくその時間に布団に入ってください。 そして、目の上に軽いタオルを置いて、 ただ目をつむって横になっていてください。 全く眠れなくてもこれを続けてください。 なかなか眠れなくてもご安心ください。 これを続けているうちに体内時計がこのリズム を記憶しはじめ次第に眠れるようになります。 こちらも不眠症の方や朝夜が逆転した方にも かなり有効な方法です。おためしください。 ・ただ目をつむり横になるだけでも効果がある ・小さなタオルなどを折り畳み軽く目に乗せる ・眠れなくても理想の時間帯に布団に入る ・これを続けることで自然とリズムが整う ＜生活＞ 生活の中で回復に役立つ方法をお伝えします。 01『シャワーではなく風呂』 可能であればシャワーではなく浴槽にお湯を 入れた風呂に入るようにしてみてください。 実際、シャワーだとさほど疲れが取れません。 温かいお湯に浸かることが、とても大切です。 お湯に浸かると身体の芯まで温まり疲れが取れ、 寝つきも良くなります。 これまでシャワーだけだった方には これはかなり効果がある方法となります。 この時、元気回復にはお湯は少し熱めです。 少し熱めのお湯に浸かると活性化されます。 ポイントはぬるめではなく、熱めのお湯です。 鬱などの時は、細胞に目覚めてもらう為に、 少し熱めのお湯に浸かってみてください。 02『美しい音楽を聴く』 自分が美しいと感じる音楽を聴いてください。 気持ちが落ち着くと感じる曲を聴いてください。 03『美しい写真や絵画』 芸術には、心を安定させる効果があります。 美しい絵画を見てください。本や印刷物で大丈夫です。 美しい風景や花、南の島などの写真集も効果があります。 04『感動する映画や漫画や小説』 映画や小説や漫画などに触れることも有効です。 美しい、面白い、楽しい、前向きな作品です。 美しい作品、感動する作品にふれてください。 とくに 感動は大きく心を回復 させてくれます。 05遊びの効果 なるべく楽しい時間を過ごしてみてください。 心理状態にあわせ無理なく出来る範囲で、 遊んでみてください。遊びは回復に有効です。 ・浴槽にお湯を入れて浸かり身体を温める ・この場合は少し熱めのお湯の方が効果的 ・心が落ち着く音楽を聴く ・美しい絵や写真に触れる ・感動する映画や漫画など ・出来る範囲で遊んでみる このようなことを並行して実行することで、 心の回復に役立ちます。 次は「思考」を整えます。 こちらは情報量が多いので次章でお伝えします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ＜思考を整える　考え方の改善＞ ――――――――――――――――――――――――――――――――― それでは、思考の整え方を解説します。