法務部長官の恣意性が生む大混乱
文政権はポピュリズム政治の典型
黒字の原発を赤字と改竄し廃止へ
検察総長を首切りたい政権の思惑
文在寅最後は国民の審判に泣く?
国家の紊乱は、司法の乱れから始まる。韓国では、正邪を糺す役割の司法が、完全に文政権擁護に回っているのだ。中立であるべき司法が、政権擁護に回れば世の中は真っ暗闇である。その中でただ一人、尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長が秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官から捜査指揮権を3度も奪われながら、辞表も出さず孤塁を守っている。韓国で、最後の希望はこのユン検察総長が、政権の弾圧に屈せずに任期中、その職に止まって欲しいということだ。
日本では、考えられない情景である。検察は、政治から中立であるのが常識であるからだ。ただ最近、日本で次期検事総長人事を巡って、政府が定年延長を検討する法案を準備し、野党や国民の非難を浴びて取り止めた一件がある。国民の批判を集める司法人事は、剛腕政府といえども実現不可能である。それは、検察と政権の癒着が懸念されるからだ。
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