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第138回 不動産業で発展するブロックチェーン その2
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▼今回の記事
今回は、不動産分野においていま注目されているプロジェクトを一挙に紹介する。
▼いま注目されているプロジェクト
以下が、最近もっとも注目されている不動産分野のプロジェクトだ。
●エレメンツ・エステーツ(Elements Estates)
銀行が抱えるディストレスド資産を流動化するためのプロジェクト。
評価:3.8
2008年に頂点に達した金融危機、さらに2020年に始まった新型コロナウイルスのパンデミックなどの危機に直面するたびに、銀行が担保として保有しているディストレスド資産は明らかに増加している。ディストレスド資産は、不良債権ではない。ディストレスド資産は価値はあるものの、市場では評価大きく下がってしまったため、市場に出すことができなくなって凍結状態にある資産のことだ。不動産がディストレスド資産の主要なものである。いまこうした資産は十分に流動化しているとはいえない。膨大な資産が銀行によって保有されている状況だ。
「エレメンツ・エステーツ」は銀行の保有するこうしたディストレスド資産を流動化するためのプロジェクトだ。資産の流動化を促進するために、「エレメンツ・エステーツ」の独自トークンである「ELES」が使われる。すべての資産はこのトークンで売買される。さらに「ELES」が上場され、市場で交換可能になると、価値は確実に上がるはずだ。すると、この独自トークンで取引されているディストレスド資産の市場価値も上昇するはずだ。
公式サイト:
https://elementsestates.io/ja
紹介ビデオ:
https://www.youtube.com/watch?v=vDtOTeHuKVA&feature=emb_logo
相場:独自トークンは「ELES」
ICOはすでに終了しているが、「ELES」は上場していない。以下のサイトに登録すると、直接買うことができるようだ。関心があれば登録してみるとよいだろう。
https://elementsestates.io/ja#crowdsale
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