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コロナの株バブルにまだ拡大余地

マンさんの経済あらかると
  • 2020/11/18
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コロナの株バブルにまだ拡大余地 「コロナで高まった市場の免疫力」  コロナ感染の拡大に対する株式市場の免疫力が高まっている感があります。今年2月から3月にかけて、株式市場には「新型コロナ・ショック」が走り、世界の株式市場が急落しました。未知のウイルスに対する恐怖、不安が世界の市場に広がったためでした。実際、中国で多くの死者を出し、それが欧州や米国にも波及するようになりました。  しかし、これに主要国の中央銀行、各国政府が積極的な「コロナ対策」を打ち出したことで、株式市場は3月の後半から急回復を見せました。米国ではトランプ政権が3兆ドルもの経済対策を打ち出し、FRBも臨時のFOMCを開催して金利を突然ゼロに引き下げました。日本や欧州もこれに追随し、コロナ対策を打ち出しました。 結果的には、この「恐怖」のどん底で株を買う勇気のある人が、大きな利益を上げることになりました。米国株はわずか3か月足らずのうちに、株価下落分の9割近くを取り戻し、IMF(国際通貨基金)はこれらを見て6月下旬に報告書を出しました。つまり、金融経済と実物経済とが大きく乖離し、株価は実体経済に比べて異常に高くなっている、と警告しました。

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