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日本に「白旗」の文在寅、東京五輪に協力 狙いは外交突破口探し 徴用工問題を凍結

勝又壽良の経済時評
  • 2020/11/19
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訪日代表団へ日本の回答ゼロ 日本海の呼称で妥協した狙い 外交面で四面楚歌の落し穴へ 最後は日本を頼るしかない国 韓国から日本へ「ラブコール」が盛んである。反日の牙城であった韓国政府と与党が最近、日本で日韓関係改善メッセージを相次いで送っているのだ。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11月14日、オンラインで行われた「ASEAN(東南アジア諸国連合)+3(日中韓)」首脳会議の冒頭発言で、菅義偉首相の名前を挙げたのである。文氏は「尊敬する議長殿、各国首脳の皆さん。特に日本の菅首相、お会いできてうれしいです」と挨拶までした。昨年8月、「二度と日本に負けない」と反日闘争宣言を出した文大統領が、ここまで辞を低くしてきた理由は何か。 行き詰まった日韓関係打開の糸口を求めているのだ。米国次期大統領が確実であるバイデン氏は、同盟国重視の外交戦略を掲げている。それにも関わらず、米同盟国の日本と韓国が冷却状態では、結束力でひび割れする。米国から日韓修復の動きが出れば、その原因が解決済み問題の旧徴用工賠償であり、韓国に歩が悪いことは確か。文氏が、大慌てしている理由はここにある。もし、トランプ氏続投であれば、依然としてのらりくらりしていたに違いない。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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