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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 047
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、ライブコマースの利用者像についてご紹介します。
このメルマガでは、ライブコマースについては何度も扱っていますが、今までは、中国での新しい流行という扱い方をしてきました。
しかし、先の11月11日の独身の日セールで、ライブコマースが次のネット小売の主要チャンネルになる可能性が出てきました。
Tik Tokの開発元であるバイトダンスがTik Tokの中国版である「抖音」内のライブコマース機能を使って、独身の日セールに参入し、187億元という売上をあげました。これはアリババの流通総額と比べると、1/10以下の小さな数字ですが、初めての参入としてはできすぎと言ってもいいほどです。
しかも、ライブコマースの利用者は圧倒的に若い世代の女性が中心です。ということは、若い世代が年齢を重ねるに従って、ライブコマースの利用比率が増えていく。これは一時の流行ではなく、ECからライブコマースへの世代交代が起き始めているのではないかと見る人が増えています。
アリババのタオバオライブは「ライブコマース新世代人群洞察」という報告書の中で、ライブコマースを利用する若者の4つの類型を紹介し、そのような利用者に対して、ブランドやメーカー、販売業者は何をすべきかを紹介しています。
今回は、この報告書に基づいて、どのような人たちがライブコマースを利用し、販売側はどのような対応をしていけばいいのかをご紹介します。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 047
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