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89回 引き算の医療から足し算の医療へ

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
コロナが再び感染者を増やしている。 テレビでは危機を煽っているが、重症者も大して増えていないことが合って、一般庶民はともかくとして、ある程度以上社会的地位の高い人は、まったく相手にしていないようだ。 私が掴んだ情報では、某医療グループのトップはこの時期に、毎晩のように11時くらいまで宴会をやっているという。 大勢で会食はなるべく避けるべきという話になっているのに、必ず美人秘書も伴っているので、4人では済まない人数になっているらしい。 ところが朝の情報番組を見ていると、同じ医療機関の医者が「会食は4人以内で」とか「会食と会食の間は10日以上あけて」とか一般庶民に押し付けている。 「オタクのオーナーにそう忠告してあげたら」と言いたくなる気分だった。 いずれにせよ、一般大衆はこのような脅しをかけられているが、この医療機関のオーナー(医者なのだから性質が悪い)だけでなく、政治家や偉い人たちの会食は続いているらしい。 そんなに怖くない病気なら正直に言えばいいのに、それが許されない風潮が怖い。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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