11月23日、バイデン次期大統領は次期財務長官にイエレン前
FRB議長を指名する計画を発表しました。
イエレン女史は、FRB議長時代から「アメリカの格差を少しでも
解消するためには、国内の雇用を改善して失業率を大きく引き下
げることが必要だ。ところが、失業率を低下させるためには、FRB
の金融政策だけでは限界がある。今こそ財務省による財政刺激策
こそが必要だ」と強く主張する「積極財政派の人物」の1人です。
「うがった言い方」をすれば、このイエレン女史も、パウエルFRB
議長同様に、「貧しい人々の雇用の改善」を人質に(逆手に)とっ
た「リフレ派(=ヘリマネ論者)」にして、「大型バブル待望論者」
なのです。
FRBに「二枚舌」に騙されてはいけません。
格差の解消と貧しい人々の雇用改善のために、わざわざ大型バブ
ルを造るなどといった「迂回政策」をしなくても、「税制改革」と
「最低賃金の引き上げ」と「失業給付金額の引き上げ」を断行すれ
ば、ダイレクトに貧しい人々は十分に救われます。
「大型バブル待望論者」は、実のところは(一皮むけば)、
「アメリカが『覇権の座』から赤裸々に滑り落ちるその前に、アメ
リカ国内の富裕層をとことん豊かにして、その富の多くを海外の
有望国に逃がしておこう」という「選ばれし人々のための、ノアの
箱舟」論者なのです。
コロナ禍の中、今回のバイデン氏の人選は、「お見事!」と言うし
かない!♪
イエレン次期財務長官の報道を受けて、マーケットも大喜びです。
あなたもぜひとも「現代版:ノアの小舟」に乗りましょう!♪
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