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第140回 観光業と旅行業で発展するブロックチェーン その2
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▼今回の記事
今回は、観光業と旅行業の分野で注目されているプロジェクトを一挙に紹介する。興味深いものが多い。
▼いま注目されているプロジェクト
以下がいま観光業と旅行業において注目されているプロジェクトだ。
●アトラス(Atlas)
観光業専用の分散型アプリを製作するプロジェクト。
いま、ユーザー、航空会社、ホテル、観光サービス、レストランなど観光業のさまざまな企業が旅行代理店の仲介なしに直接連携できるサービスが拡大している。その中心となっているのが、ブロックチェーンのプラットフォームだ。しかし、そうしたサービスをユーザーに提供するためには、スマホで使える分散型アプリが必要になる。これを提供するのが、「アトラス」だ。
「アトラス」の特徴のひとつは、個人情報の提供の権限がユーザーに与えられていることだ。これで勝手に個人情報が使われることはない。また「アトラス」は、興味深い旅行プランを立てるコンテンツクリエイターにも報酬が支払われる。これはこのプラットフォームに独自なトークンの「ATLS」で支払われる。
公式サイト:
https://atlas.world/
紹介ビデオ:
https://www.youtube.com/watch?v=pUTPuzwaIwk
相場:独自トークンは「ATLS」
すでにICOは終了している。独自トークンの「ATLS」はすでに上場している。以下が最新相場だ。
https://coinmarketcap.com/ja/currencies/atlas-token/
●トリピオ(Tripio)
ブロックチェーンを用いて格安で旅行を提供する旅行用のプラットフォーム。
「トリピオ」は大手の旅行代理店だ。230カ国の90124か所の観光地で220万の滞在施設を登録している。そして「トリピオ」は、あらゆるタイプの旅行や観光を、一般の業者よりも少なくとも40%は安く提供する。それを可能にしているのは、「トリピオ」によるブロックチェーンの導入だ。このプラットフォームを活用することで、航空会社やホテル、また現地の観光業者との連携が仲介業者なしで行われるので、これだけのコストダウンが可能になった。
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