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伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』第409号2020.12.8配信

クルマの心
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■            伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』               第409号2020.12.8配信分 ●弱みは強み、強みは弱み……なのだ!  2020年師走も早第二週。もう幾つ寝るとお正月……が切実となってきた今日 この頃である。昨年の今頃は、来る年がどんな一年になる? 個人的な興味と しては、2018年11月19日に来日直後に東京地検特捜部に逮捕され、2件の金商 法違反と会社法違反(特別背任)の起訴容疑否認のまま保釈の身となっていた C.ゴーン氏の未来がどうなるのか、に注目していた。  不可解は事件発覚の当初から付いて回った。1999年6月の初来日から20年近 く比較的身近にウォッチし続けてきた私の皮膚感覚からはかけ離れた、嫉妬や 怨嗟の念を感じさせる。怪しい事件の経緯に違和感を覚える日々が続いた。  日本人が本質的に抱える外国人嫌いが背景にある? 基本的に同質であるこ とが求められ、絶えず同調圧力に晒される。極東に位置する単一言語の島国な らではともいえるその傾向は、渡航歴300回以上を数えて異なる文化を感じさ せる37ヶ国を知り、それぞれ相対化が可能な私の目にはむしろ奇異に映った。  検察行政と一体化した日本の司法制度の不可解や、報道とは一線を画す企業 (や検察組織)の広報部門に堕したマスメディアの実態が明かになるに連れ、 40年余の長きに渡り自動車専門メディアで時代の変遷と関わってきた者として は、変化を阻む最大の抵抗勢力のひとつとして既存メディアがあるとの思いを 強くする。  モータリゼーション元年(1966年=昭和41年)は中学2年で迎えた。高度経

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  • クルマの心
  • 価値観が大きく変化しようとしている今、なすべきことは何か? このまぐまぐ!のメルマガ『クルマの心(しん)』を始めて多くのことに気づかされました。ずっとフリーランスでやって来て40年、還暦を迎えたこの段階でまだまだ学ぶことが多いですね。どうしたら自動車の明るい未来を築けるのだろうか? 悩みは尽きません。新たなCar Critic:自動車評論家のスタイルを模索しようと思っています。よろしくお付き合い下さい。
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