おはようございます。
八木翼です。
EU共同債で拒否権を使っていたハンガリーとポーランド
が折れたようです。
これでEUは共同債を発行することができます。
EUはこれまで通貨はユーロに統一されてきましたが、
中央銀行はそれぞれの国が持っており、財政についても
それぞれの国が責任を持っているため、
「今インフレにしたいのに、ユーロのせいで、通貨の供給が思い通りにできない。。。」
という悩みがありました。
具体的に言えば、ギリシャなどは財政破綻寸前だったため、
ギリシャが単独の通貨を持っていれば、ギリシャの通貨は安くなったはずです。
しかし、ユーロで固定されているため、ギリシャ単独でユーロ安とはならないわけです。
インフレは現金お価値を弱めると同時に、借金を帳消しにする力も
あるわけですが、それが起こらないわけです。
共同債が発行されれば、ユーロ安を積極的に誘導することができます。
これはEUにとって非常にポジティブなことだと思います。
ただ、まだ全面解決というわけではななさそうです。
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