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貞子第二メルマガ:「嵐の前のユーフォリア」~「ドル国債市場の機能不全」と、「12月15日~16日のFOMC」について~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2020/12/15
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ユーフォリアの中、マーケット関係者のほとんどがアホになって しまっているのでしょうか???? それとも、この私だけがアホになったのでしょうか??? 12月15日~16日にはアメリカでFOMCが開催されます。 マーケット関係者の間では、この日のFOMCで「追加の量的緩和 策」や「ツイストオペ(=追加の質的緩和策)」を期待している、 お目出度い人々がけっこう少なくないです。 12月16日のFOMCでは、彼らの「脳天気な期待」は、裏切ら れることでしょう。 この日のFOMCは、想定以上に「タカ派」でしょう。 なぜならば、 今のドル国債市場には、「FRBが追加の量的、あるいは質的な緩和 策を発動したくても、そんなに大量のドル国債はもう流通してい ない」のです。 今回のFOMCは、「ハト派になりたくてもなれない派」なのです。 「日銀やECBだけではなく、FRBの緩和策もたいして効かなく なっている」と言われる最大の理由の一つに、「市場には国債が既 に品薄状態になっている!これ以上の追加の緩和策は無理!」と いった理由も含まれているのです。 だからこそ、経済刺激策の主役は、中銀から財務省へバトンタッ チされたのです。 今回のFOMCでは、マーケット関係者の一部が天真爛漫に期待し ているような「追加の緩和策」は発表されないでしょう。 公表される議事録などでも誇示していまですが、今のFRBは、表 面的にはあたかも「万能の神」であるかのように振る舞い続けて います。 脇役とはいえ、パウエルFRB議長の重責と苦悩は大変なものでし ょう。 12月16日のFOMC後の記者会見では、パウエル議長は、マー ケット関係者の期待を煙に巻くことに全身全霊を注ぐことでしょ う。が、議長は、マーケット関係者を煙に巻くことに成功するので しょうか?       今週号の貞子第一メルマガでは、ここらあたりを詳しく解説して、 予測しています。

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