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文在寅の敗北、支持率35%接近でレームダック化 「コロナと検察」が鬼門

勝又壽良の経済時評
  • 2020/12/17
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就任4年目で魔の季節へ K防疫モデル限界を露呈 ユン検察総長「追放劇」 歴代大統領が地獄を見た 韓国の歴代大統領はすべて、就任4年目で支持率が大きく落込んできた。岩盤とされる40%を割り込み「レームダック化」することが定石となっているのである。文在寅(ムン・ジェイン)政権も、この例から逃れない運命のようだ。 文政権は、こうした過去の支持率急落が韓国検察の巨大権力によるものという認識である。すでに、「高位公職者捜査処(高捜処)法」では、大統領・国会議長・大法院(最高裁判所)長官などの犯罪捜査を検察の手から分離するという大手術を決めている。先ごろ強引に法改正した高捜処法では、トップの選任で野党の拒否権を削除して、大統領の一存で決められることになった。これにより、高捜処法が政権犯罪の隠れ蓑になる可能性が強まった。 これは、「政治犯罪」について韓国検察の追及を完全に遮断し、政権の思惑で処理できるという恐るべき捜査機関の設置を意味するのだ。文政権が叫んできた「検察改革」とは、政権の犯罪を擁護する法律であったのだ。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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