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【痛くない死に方 2020年第47号】水虫の薬に睡眠薬混入。ジェネリックに殺される日本人!

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2020/12/18
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2020年 第 47号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 皆さん、こんばんは。長尾和宏です。いよいよ冬本番の寒さです。 北海道や東北、日本海側では大雪が降っている地域があります。関越自動車道では大雪 のため、1000台以上の車が立ち往生している。胸が痛い。今は200台まで減った というが、丸一日閉じ込められている人がいる。空腹もそうだが、女性のトイレや生理、 赤ちゃんのおむつやミルクは……と思うと、本当に心配だ。 メディアはコロナ一色で今年突っ走ってきたが、コロナが流行している中で、当然天災 だっていろいろ起こってくる。これを書いているところで、新島付近では大きな地震が あった。コロナで病床がひっ迫している今、災害で大きな被害が出たときにどこまで医 療は対応できるのだろう。たとえば今、関東で大きな地震が起こったら……。厚労省も 医師会も、コロナのことで視野狭窄となっており、まったくシミュレーションできてい ないのではないか。来る災害を想定し、医療崩壊を防ぐためにも指定感染症2類から5 類への見直ししかない。しかし、昨日の報道ステーションに出ていた日本赤十字社医療 センターの医師が「2類相当では、基礎疾患がある65歳以上の方はホテル療養が出来な いので入院となります。療養型の病院で感染者が出ると地域の基幹病院に転院となり、 診療を圧迫しています』と発言しただけで、報道ステーションに猛抗議が行ったという。 僕には、意味がわからない。 みんな、同じテレビ局の朝の番組に毒されすぎなのではないか? よく考えてほしい。 毎年、我が国では1000万人がインフルエンザにかかり、うち、1万人が死んでいる。 インフルエンザはワクチンがあるから、コロナとインフルが同じなわけがない!と叫ぶ 医療者も多くいるようだが、ワクチンがあっても、年間1万人が死んでいるという事実。 さらにインフルエンザも、コロナと同様に死者の8割以上が、高齢者だ。 それなのに、なぜ、毎年、インフルで医療崩壊が起きていないのか、不思議じゃない?

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