時間芸術学校クリカが贈る「驚きは魂のごちそう」Vol.21

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆驚きの色彩術（番外編）『「鬼滅の刃」に観る色彩術！』 by L ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こちらのコーナーでは現在「驚きの色彩術」を連載中です。 今回は番外編で、読者の方からのリクエストにお応えし、現在世界の老若男女の心を鷲づかみにしている「鬼滅の刃」と「色彩」についてお届けしようと思います！ 我が家で突然「鬼滅の刃（作者：吾峠呼世晴）」が流行り始めたのは、ほんのつい最近のことです。今まで距離を置いていた「鬼滅」にハマってしまった経緯については、クリカの公式ブログ「 『鬼滅の刃』無限列車という名のUFOに乗る」 をご覧ください。 私の鬼滅体験はアニメの26話のほぼ一気視聴から始まり、間髪を入れずに劇場版「鬼滅の刃」無限列車編がそれに続くという激しいものです。アニメと映画を観た感想は、とにかく最高に色彩効果が効いていて「誰かものすごく色を愛する人が制作したに違いない！」でした。単にフルカラーだから、あるいは風景の描写が美しいから、というのではありません。しっかりと色彩術の魔法がかけられているのです。鬼滅の色彩設計チームは、これ以上ないくらいに『良い仕事』をしている。ストーリーの奥深さとも相まって、それで一気にハマってしまったのかもしれません （笑）。