2028年に米中経済の逆転説
悲観的な見通しだった世界銀行
家計債務残高が中国最大のガン
輸出急成長は一時現象に終わる
米国経済がスプリングボードへ
中国は、経済情報を統制している。悪いニュースはほとんど公表されず、明るいニュースだけが「つくられて」いる。2020年のGDPは「2%台」、21年が「8%前後」という情報が報じられているほどだ。こういうニュースが独り歩きして、中国経済が米国を抜き去る時期が早まったという予測までが登場している。
2028年に米中経済の逆転説
新型コロナウイルスを世界中にまき散らした中国が、パンデミックの影響も受けずに「高成長路線」をばく進できるという予測が、果たして正しいだろうか。目先、経済成長の「発射台」の高さに目が眩んでいるように見えるのである。
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