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津田大介の「メディアの現場」
2020.12.18(vol.421)
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──Don't lose your temper──
みなさん、こんにちは。津田大介です。
2020年も終わりますね。コロナ禍で大変な折、いかがお過ごしでしょうか?
あいトリから1年以上経ち、その後もいろいろ面倒くさいことに巻き込まれてきまし
たが、年の瀬になってようやく少しずつ落ち着いてきた部分もあります。
実は、あいトリがあのような嵐に巻き込まれてから、個人的に決めていたことがあ
るのです。自ら立てた「3つの目標」をクリアできなければ、自分は表現活動から身
を引き、表舞台から去ろうと思っていました。その3つとは
1:「表現の不自由展・その後」とすべての作家の展示を再開させて終わること
2:文化庁の不交付を撤回させること
3:次回2022の開催への道筋をつけること
です。正直会期中は(とりわけ不交付が発表されてからは)この3つの目標を達成す
ることはほとんど無理だろうと思っていたのですが、同時にその後のバトルグラウ
ンドを焼失させないためには絶対にクリアしなければならないハードルであるとも
思い、淡々と自分のできることを表裏両方でやってきました。
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