白馬社編集部と秋嶋亮の対談を収録した「週刊オンライン白馬社」の12月の記事をまとめて配信しております。
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★週刊オンライン白馬社 第18号 (日本は金融植民地として搾取され続ける)★
なぜこれほど経済の発展を遂げた国が貧しいのか?なぜこれほど勤勉な国民が貧困に苦しむのか?日本の悲劇には金融植民地の
仕組みがある。編集部と秋嶋亮が壮絶な搾取の構造について詳しく解説します。
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編集: 早いもので2020年も後一月を残すのみとなりました。この年を振り返ってみていかがですか?
秋嶋: 全てが社会学的なテオレマ(定理)に従って進行していますね。
編集: 秋嶋さんは昨年のちょうどこの時期に「新しい年があけると巨大テロが起こり、その混乱に乗じてグローバリズムが一挙に
推進される」と述べおられましたが、実際その通りになっています。
秋嶋: 年初から世界的なウイルス禍が勃発し、民衆がパニックに陥った隙を突くように(平時では上程すら困難な)法案群が可決
され、主権をばら売りする条約が次々と締結されたましたからね。まさに予測通りの展開です。
編集: これはもうディザスター・キャピタリズム(惨事便乗型資本主義)の典型的な手法ですよね。
秋嶋: 問題はこの状況が全く予測できたにもかかわらず回避できなかったことなのです。科学の本分とは、現象の背後にある普遍
法則を探り、因果関係や相関化の視座を提示すること、それによって将来起こり得る事態を予測することなのですが、日本には実学
としての科学がないわけですよ。
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