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【高校数学】読むだけでわかる!センター数学の考え方 vol.652≪2017年 数1A 第2問[2]≫

【高校数学】読むだけでわかる!共通テスト数学の考え方
□--■--□--■--□--■--□--------------------------------------------◆ 【高校数学】読むだけでわかる!センター数学の考え方 vol.652       ≪2017年 数1A 第2問[2]≫           2021/1/12 ◆----------------------------------------□--■--□--■--□--■--□--■ 目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガでは、大学入試センター試験の問題を詳細に解説します。 ■ 問題 2017年センター試験数1Aより 第2問 [2] スキージャンプは、飛距離および空中姿勢の美しさを競う競技である。 選手は斜面を滑り降り、斜面の端から空中に飛び出す。飛距離D(単位はm)から 得点Xが決まり、空中姿勢から得点Yが決まる。ある大会における58回の ジャンプについて考える。 (1) 得点X,得点Yおよび飛び出すときの速度V(単位はkm/h)について、 図1の3つの散布図を得た。 http://www.a-ema.com/img/center2017math2a.png  次の[シ],[ス],[セ]に当てはまるものを、下の{0}~{6}のうちから一つずつ 選べ。ただし、解答の順序は問わない。  図1から読み取れることとして正しいものは、[シ],[ス],[セ]である。 {0} XとVの間の相関は、XとYの間の相関より強い。 {1} XとYの間には正の相関がある。 {2} Vが最大のジャンプは、Xも最大である。 {3} Vが最大のジャンプは、Yも最大である。 {4} Yが最小のジャンプは、Xは最小ではない。 {5} Xが80以上のジャンプは、全てVが93以上である。 {6} Yが55以上かつVが94以上のジャンプはない。 (2) 得点Xは、飛距離Dから次の計算式によって算出される。   X=1.80×(D-125.0)+60.0  次の[ソ],[タ],[チ]にそれぞれ当てはまるものを、下の{0}~{6}のうちから 一つずつ選べ。ただし、同じものを繰り返し選んでもよい。  ・Xの分散はDの分散の[ソ]倍になる。  ・XとYの共分散は、DとYの共分散の[タ]倍である。ただし、共分散は、   2つの変量のそれぞれにおいて平均値からの偏差を求め、偏差の積の平均値   として定義される。  ・XとYの相関係数は、DとYの相関係数の[チ]倍である。 {0} -125  {1} -1.8  {2} 1  {3} 1.80 {4} 3.24  {5} 3.60  {6} 60.0 (3) 58回のジャンプは29名の選手が2回ずつ行ったものである。 1回目のX+Y(得点Xと得点Yの和)の値に対するヒストグラムと2回目の X+Yの値に対するヒストグラムは図2のA,Bのうちのいずれかである。 また、1回目のX+Yの値に対する箱ひげ図と2回目のX+Yの値に対する 箱ひげ図は図3のa,bのうちいずれかである。ただし、1回目のX+Yの 最小値は108.0であった。 http://www.a-ema.com/img/center2017math2b.png  次の[ツ]に当てはまるものを、下の{0}~{3}のうちから一つ選べ。  1回目のX+Yの値について、ヒストグラムおよび箱ひげ図の組合せとして 正しいものは、[ツ]である。       |{0} |{1} |{2} |{3} | ヒストグラム| A | A | B | B |   箱ひげ図| a | b | a | b |  次の[テ]に当てはまるものを、下の{0}~{3}のうちから一つ選べ。  図3から読み取れることとして正しいものは、[テ]である。 {0} 1回目のX+Yの四分位範囲は、2回目のX+Yの四分位範囲より大きい。 {1} 1回目のX+Yの中央値は、2回目のX+Yの中央値より大きい。 {2} 1回目のX+Yの最大値は、2回目のX+Yの最大値より小さい。 {3} 1回目のX+Yの最小値は、2回目のX+Yの最小値より小さい。 ※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。

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  • 2021年からスタートした共通テスト。数学にも読解力が求められる時代になりました。数学の著書多数、大学入試指導歴25年の著者が、イメージ重視かつ論理的に解説します。家庭教師の生徒さんからも「これだけ詳しい説明ならわかります!」と好評です。 2次関数、三角比、確率、命題と集合、軌跡と領域、指数対数、三角関数、微分積分、数列、ベクトルなど。
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