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ある日の出来事

ドクター畑地の診察室
ドクター畑地の診察室72.2021.1.17. 現役呼吸器内科、総合内科専門医 畑地治です。 世の中に「○○飲んだらすべての病気が治った」「○○制限食をとったらすべての人が健康になる」等、出鱈目情報が溢れています。現代医療の特徴は精密医療で万人に効くような治療はありません。治療方法は個人によって全く違います!おそらく日本で一番多くの呼吸器疾患患者(肺癌、喘息、COPD、肺炎など)を診療する専門医が、最先端の精密医療を解説&ネットでは出し辛い医療や治療の裏側も配信! https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/ 三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる 現在、松阪市民病院統括副院長兼呼吸器センター長 診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当 https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php ******************************************* ある日の出来事 ある日の出来事です。A先生は30歳代男性で病院の内科で勤務しています。最近はCOVID-19感染者の増加とともに、発熱外来だけでなく、救急外来担当日にはガウンやフェイスシールド、N95マスクを着用の上診療をしています。診察する患者さんが変わるごとに手袋を交換し、また診察終了後の手洗いは欠かしません。そんな金曜日夜のことでした。突然の寒気とともに体が震えてきました。その後咳も出現し、ふと“COVID-19に感染したかもしれない”と言う恐怖が頭をよぎりましたが、感染対策は可能な限り行っており、県外の出張や会食などもここ数ヶ月していませんでした。とりあえず、手元にあった解熱剤を内服し、明日は土曜日だし病院が休みなので、ゆっくり家で過ごそう考えました。

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