政府の緊急事態宣言が出鱈目なのは、「惰性だけで出している表裏共に印刷だけの年賀状」の様に「いい加減に出された」ものだからである。
緊急事態宣言が首都圏だけで無く、関西や福岡などで発出されてしまいました。これで緊急事態宣言下エリア人口は、日本人の半分以上となってしまいました。
昨年4月の緊急事態宣言に比べて、8割自粛せよとは言われていませんし、8時迄は飲食店は経営できますから、経済に対する打撃の程度は幾分マシではあると言えます。しかし、「緊急事態宣言」という言葉はそれなりの重みがあり、本日ご一緒した芸能人のHさんなども、
「8時迄OKや言うてもやっぱ、ご飯食べにいけませんよねぇ。メッチャ食べに行きたいですけど」
と楽屋でおっしゃってたくらい、多くの人々が8時迄ですら、外食、とりわけ「会食」を控える心理状態に陥っています。
実際、昨日品川駅のレストランに娘と二人で食事に行きましたが、広い店内はびっくりするくらいにガラガラ。そんなこんなで飲食店はどこもかしこも大打撃を受けることは必至です。
しかし既に何度も説明してきましたが、当方はこの緊急事態宣言は文字通り、全くもって馬鹿馬鹿しい宣言だと心底考えています。
理由はいくつもあります。
第一に、医療崩壊を防ぐ、という「絶対正義」のために緊急事態が宣言されたのですが、医療崩壊を防ぐ上で何よりも大切なのは、日本にある膨大な医療資源を、少しでも多くコロナ対応に活用することです。何と言っても日本の医療資源の(病床数でいって)僅か2%しかコロナ対応に活用されておらず、残りの98%が未活用なのですから、馬鹿でなければその98%を活用するにきまっているのですが、日本の政府は「緊急事態」に陥ってもなおその活用をしようとはしないのです。
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