『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!
VOL.296 / 全国「うつヌケ温泉」探訪記(1)
2021年1月20日発行
今週の目次
1.コラム~うつうつ湯避行 = すべての療養泉はうつ症状にオススメ
2.今週の“一湯”両断!= 全国「うつヌケ温泉」探訪記(1)
3.読者からのおたよりコーナー = 僕はロングスリーパーなのか?
4.ただいま仕事中! & 発刊済みの仕事一覧
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1.コラム~うつうつ湯避行 #296
「すべての療養泉はうつ症状にオススメ」
僕の代表作である、源泉かけ流し温泉への盲目的な偏重主義に疑問を投げかけた書籍『温泉失格』(徳間文庫)の発表から随分経った。
あいにく紙の本は絶版状態で、電子書籍と古本で販売されている。 電子書籍の方はKindle Unlimitedでも読めるし、定価である。 だが、紙の本の方は、3000円から6000円前後で新品が発売されていて、中古では930円〜6000円以上で取引されているようである。 版元さんも増刷してくれればいいのになぁ。 このご時世では無理だろうけども。
さて、皆さんもご存知の通り、僕はうつ病を病んで会社を退職し、以来17年間この病と付き合って、なんとか仕事も生活もこなしている。
そんなうつ病持ちの僕が、「本当に安全で清潔、安心なかけ流し温泉施設」を全国から100軒セレクトして、周辺の見どころ情報などとともにご紹介する電子書籍を発行しようと思っている。 いわば「うつ病患者による、うつに効果が期待できる『かけ流し温泉』」ガイド」である。
平成26年の温泉適応症の見直しで、療養泉の一般的適応症に「自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)」が明記された。 つまり、すべての療養泉は、うつ状態に「効果が期待できる」と明記してもいいのである。
長引く新型コロナ問題で「コロナうつ」というものも発生しているようだ。 それらを癒すことのできる本物のかけ流し温泉をご紹介する電子書籍を出そうと思った次第である。 名付けて「うつヌケ温泉」探訪記。
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