大統領就任式の翌日の1月21日(現地時間)から、いよいよビッ
トコイン市場でのバブル崩壊が始まりました。
ビットコインは「リスク資産市場の『炭鉱のカナリヤ』」です。
今のアメリカ株式市場は、全体では、ユーフォリアに包まれて高
値圏にまで買い上げられていますが、株式市場全体では、「バブル
の領域」にまでは、まだ足を踏み入れていません。
バブルとはもっともっと苛烈なものなのです。
しかしながら!しかしながら!
ビットコインやテスラ株、IPO銘柄やSPAC銘柄などなどを中心に、
一部の銘柄たちは「苛烈なバブルの領域」に既に達しています。
現在のアメリカ株式市場では、ど素人集団のロビンフッターたち
が牽引して、「苛烈なピンスポット・バブルの領域」に達してい
る銘柄が数多く存在しているのです。
ど素人が悪いというわけでは無いのです。
超の付くウルトラ過剰流動性の時代、彼らロビンフッターたちの
「リスクテイク」は、方向性としては正しいし間違ってはいませ
ん。
しかしながら、利益をほとんど出していないような企業までをも
ロビンフッター同士でSNSを使って相談、手当たり次第に買い上
げてゆく様は、まさに「悪乗り」「みんなで渡れば怖くない」の「ピ
ンスポット・バブル」です。
一部の聡明なロビンフッターたちは、静かにマーケットから降り
てゆくことでしょう。
一部のロビンフッターたちは確実に大火傷を負うことでしょう。
これら「数々のピンスポット・バブル」の崩壊が引き金になって、
アメリカ株式市場「全体」の調整も近いでしょう。
昨日1月25日のアメリカの金利市場では、ドル国債10年物の
利回りが1.040%まで急低下しています。わずか1日で5%
近い長期金利の急低下です。
これは、とても不気味です。
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