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第626回 「Qアノン」を仕掛けたチームとその正体 後半、ビリー・マイヤーの最新コンタクト記録
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▼今回の記事
今回は前回の続きである。「Qアノン」の実態について書く。驚くべきことが分かってくる。今回の記事は多くの人名と企業名が出てくる非常に詳細な情報だが、概要を把握できるようにするためにできるだけシンプルに書いた。
最後に、スイス在住のUFOコンタクティー、ビリー・マイヤーの最新コンタクト記録を掲載する。新型コロナウイルスのワクチンに関する警告だ。
▼「Qアノン」を作り出した情報操作
※注意
今回の記事は多くの人名と企業名が出てくる非常に詳細な情報だ。概要を把握できるようにするため、できるだけシンプルに書いた。そのため、それぞれの人物の果たした役割の説明などは省略した。
それでは、早速今回のメインテーマを書く。「Qアノン」を仕掛けた情報操作の実態についてである。前回の続きだ。
前回にも書いたように、「Qアノン」の存在には前史のようなものがあった。2016年4月、政治経験の長いプロの政治家であるヒラリー・クリントンに、有名だがビジネスマンでしかないトランプが勝利するためには、クリントンの信用を徹底的に貶める情報操作のキャンペーンが必要であるとの判断にトランプ陣営は至った。
これを受けて、トランプ陣営のエリック・プリンスやジョージ・ネーダー、そしてドナルド・トランプ・ジュニアなどの人々は、イスラエルの情報操作専門企業、「サイグループ」と200万ドルの契約を結び、これを依頼した。ちなみに「サイグループ」は、イスラエルの情報機関のエージェントであったジョエル・ザメルという人物が設立した企業である。社員の多くは、イスラエルの情報機関の出身者だ。
この結果、立ち上がったのが「FBIアノン(FBIanon)」というキャラクターだった。規制のまったくない投稿が可能なダークウエブ、「4Chan」にFBIの内部告発者として投稿し、クリントンがペドフィリアなどのネットワークに深くかかわっているという情報などを流した。
このキャラクターは、「ライブ・アクション・ロール・プレイング(LARPing)」というコンセプトに基づいてデザインされた。それは、リアルなアバターがさまざまな情報を細切れにして投稿し、それを見るものをなぞ解きに夢中にさせるゲームであった。このゲームに熱中すると、自然と与えられた情報に洗脳されるというように設計されていた。
●ピザゲートとセス・リッチ
このゲームのようなキャンペーンで登場したのが、「ピザゲート」と「セス・リッチ」の疑惑であった。周知のように「ピザゲート」とは、首都ワシントンにあるピザ屋である「コメット・ピンポン」が舞台になったペドフィリア疑惑である。ここは、注文したピザができるのを待っている間、客がピンポンを楽しめる家族向けのピザ屋だった。ここが、ペドフィリアのために誘拐された少年や少女が監禁されている秘密の場所として、「4Chan」で告発されたのだ。
この情報には、「4Chan」に集合した人々を納得させる十分な根拠があるように思えた。2016年6月、民主党本部のサーバーからリークした大量のメールが「ウィキリークス」によってリークされたからだ。リークしたメールには、クリントンのメールのみならず、クリントン陣営の選対本部長、ジョン・ポデスタのメールも大量に含まれていた。
ちなみに「ウィキリークス」は、ハッキングに成功した「グチファー2.0」という人物から情報を入手した。そして、こうしたメールが「ウィキリークス」から公表されることは、トランプの個人的な友人で、トランプ陣営の顧問であったロジャー・ストーンを経由して、トランプ陣営に知らされていたことはいまでは分かっている。
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