もう月末ですが、今年もよろしくお願いいたします。
この2カ月近く心身ともにすぐれず、人との連絡すらほとんど断ってしまっていた状態でした。生きて帰ったらあれをしよう、これをしよう、とばかり考えていた拘束中のほうが希望に満ちあふれていたような。
夢ばかり見てごろごろしていてもメシはやってくる、という気楽な“稼業”だった、とはとても言えない心理状態に追い込まれることはこれまでお伝えしてきたとおりです。
中でもイスラム国(IS)に人質にされた人々は、助かった人もそうでない人も過酷な運命をたどりました。
ISに人質にされた青年が壮絶な拷問に苦しみながらも、家族と人々の愛情と良心によって生還した実話を映画にした「ある人質 生還までの398日」が2月19日から公開されます。
https://398-movie.jp/index.html
この映画について、雑誌「MUSIC MAGAZINE」1月号に解説記事を書きました。すでに2月号が出ているので、私の原稿を多少加筆してこちらに再掲します。
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