今週は、「ロビンフッターたちVSヘッジファンド」の対決が世
界中のマーケット関係者とマスコミの注目を集めました!!!
SNSの掲示板で合意形成した大勢のロビンフッターたち。彼らは
大挙してゲームストップ株を「バブル」の領域まで釣り上げて、
空売りしているヘッジファンドと激突。
そのヘッジファンド(メルビン・キャピタル)をショートスクイ
ーズさせました!!!
メルビン・キャピタルは敗北します。
ロビンフッターたちは「民主主義(メインストリート)はウォー
ルストリートに勝利した!♪」と、「勝利の美酒」に酔いまし
た。
彼らはウォールストリートに復讐しているのです。ロビンフッタ
ーたちの中には、サブプライム危機時に親が失業などして経済的
に大変苦しい少年期を過ごした人も少なくない・・・・。
マーケットでは、「大損を抱えたヘッジファンドたち(メルビン
とシトロン)がそれを穴埋めするために、他の株式を売るのでは
ないか?」といった憶測が広がります。
1月27日のアメリカ株式市場は大幅下落。
本日29日も、グローバル規模で株価が大幅下落しています。
ロビンフッターたちの行き過ぎた「投機的な動き」には、アメリ
カ証券取引委員会(SEC)も注視。アメリカ議会も公聴会を開
くかもしれません。
「ヘッジファンドさえも敗北に追いやるロビンフッターたち」に
は、主犯格というか、プロ級のリーダーが(複数人か?)存在し
ていると思います。
株価を天井知らずに上昇させて行く過程で、プロ級のリーダーた
ちは、他の一般のロビンフッターたちを煽り(あおっり)続けま
す。
そして、リーダー自身は、おそらく株価が高値圏に釣り上がった
ところで売り逃げていると思います。それを知らずに、その他大
勢のロビンフッターたちが浮かれトン吉状態で株価をまだまだ釣
り上げているのではないのか?
これは、限りなく「ポンプエンドダンプスキーム詐欺」に近い行
為です。
もしかしたら、当局から「規制強化の動き」が出るかも・・・。
「規制強化の動き」は「ピンスポット・バブル」崩壊の「十分な
引き金」になります。
たとえ「規制強化の動き」が出なくても、リーダー格(主犯
格?)のロビンフッターたちは、こっそりと高値圏で売り逃げて
今ではカリブ海のどこかで美女と共にロングバケーション。
残りのその他大勢のロビンフッターたちの賭け金は近いうちに底
をつくでしょう。
かくして、新しく賭けるお金が無くなれば、「ピンスポット・バ
ブル」は崩壊します。
教訓:「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の
中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
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