- Arcadia Rose -「 K 」のセルフカウンセリング&心理セラピスト講座 上級編
第51回-01 『PTSD、トラウマ04 総まとめ:実際の相談内容から対応方法を解説』
みなさん、こんちには。
Arcadia Roseの「 K 」です。
この度は『セルフカウンセリング&心理セラピスト講座・上級編』を
購読していただきまして、どうもありがとうございます。
今回は「PTSD」「トラウマ」解説の第四回目です。
今回はかなり上級者向け難関な内容となります。
今までこの講座で得た知識をフル活用するので、
これまでのこの講座の総復習にもなります。
がんばってください。
それでは、はじめましょう。
――――――――――――――――――――――
<はじめに>
――――――――――――――――――――――
今回は、PTSDトラウマのまとめです。
そして大変長らくお待たせしました。
第12講で紹介しました
読者Aさんの相談を解説していきます。
相談内容がPTSDとのことでしたので、
ようやくここで解説ができます。
Aさんのセルフカウンセリングを通し、
今回は「PTSDの総まとめ」として、
解決への思考と道筋を解説します。
この一連の流れからトラウマ解決に
必要な手数への理解を深めてください。
今回の内容は完全に【難関】です。
Aさんの問題は第12講で扱いましたが、
第12講の段階においては、
これからお伝えする解説しても
誰も理解出来なかったはずです。
しかし、その後、皆さんはこの講座で
「多くの知識」を学んできましたので、
これからお伝えする内容を
十分に理解できます。
がんばってください。
―――――――――――――――――――――
<Aさんの相談 意思確認>
―――――――――――――――――――――
読者Aさんの相談を確認してください。
こちらの相談です。
https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/162197142?share=1
Aさんはこのメルマガ読者ですので、
セルフカウンセリングで解説します。
内容的にセルフカウンセリングも
通常のカウンセリングも同じです。
自分自身でおこなうか、
他者がおこなうかの違いです。
それでは12講の主な内容を
復習しつつ解説していきます。
まず、第一に大切なのは
本当に直したいか『意思確認』です。
相談者には4タイプがありました。
A:本気で直したいと真剣に考えている人
B:まぁ直ればイイやくらいに考えている人
C:本当は直したくないが、直したいフリをしている人
D:本当は直したいとは全く思っていない人
(詳細は12講をお読みください)
CとDは第45講『無意識のウソ』状態です。
本人は「直したい」と言いますが、
本当はトラウマを直す気はありません。
Aの本気の人だけが直せる人です。
【本人に直す意思がなければ、直りません】
【本人に本気の直す意思があれば、必ず直る】
Aさんからのメールの回答では、
「B:直ればイイや」でしたので、
それでは直せません。
本人が本気で直したいと思わなければ、
それまではまず直ることはありません。
無理はせず、
Aさんは覚悟を決め本気になった時に、
セルフカウンセリングを実行して下さい。
ここでは、Aさんが本気になった
という前提で話を進めていきます。
―――――――――――――――――――――
<Aさんの相談 解決の方向性>
―――――――――――――――――――――
第12講では次の確認をしました。
【1、現状把握】
1、問題のレベルを1~10で判断
2、ジグソーパズルのピースで判断
3、本気で直したいか意思確認を
4、問題解決後の生活をイメージ
5、直った後に現れる不安を確認
6、1つ1つ安心に変える策を考える
7、直った後に現れる幸福を確認
第12講を読み返しておいてください。
ここからは、第12講の続きで
第48講からのPTSDの知識と情報を
当てはめて観察と分析をしていきます。
それでは、解説していきます。
Aさんは「水に濡れるのが苦手」で
これまでに「複雑性PTSD」として
認知療法などを受けていました。
ここではAさんからのメールを元に
解決の「方向性」を決めていきます。
・Aさんの問題の特徴を見抜く
・現在の【現実】にフォーカス
・PTSDとして扱うか判断する
・考え方を変えていく、整える
・解決の先の不安をクリアする
主にこの5つを実施していきます。
―――――――――――――――――――――
<Aさんの相談 問題の特徴を見抜く>
―――――――――――――――――――――
はじめにAさんの抱える
問題の特徴を見抜きます。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)