最近、イギリス政府のページに、
ファイザーワクチンに関しての公式の評価レポートがあるのを目にしました。
1月28日に更新されたもので、「結論」と上部にありましたので、
決定事項ということになりそうです。
Summary of the Public Assessment Report for Pfizer/BioNTech COVID-19 vaccine
https://bit.ly/39Nq38B
長いページでして、いろいろと書いてあるのですけれど、
やや驚くのは「毒性試験をずいぶんと省略している」ということです。
ざっと見ただけでも以下のような記述が見られました。
ファイザーのワクチンの正式名称は BNT162b2 というらしく、
文中ではそのように書かれてあるのですが、何だかわかりにくいですので、
ここでは、 BNT162b2 を当ワクチンと記します。
(英国政府によるファイザーワクチンの評価文書より)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《単回毒性》
単回投与毒性試験は実施されていません。
これは許容範囲であり、関連するガイドラインに準拠しています。
《生殖および発生毒性 / 母体機能を含む出生前および出生後の発達》
そのような研究は行われていません。
《幼若動物に対しての投与を評価する研究》
そのような研究は行われていません。
《局所耐性》
そのような研究は行われていません。
一般毒性試験の一部として行われた評価で十分であり、別個の試験は必要ありません。
《その他の毒性試験》
そのような研究は行われていません。
《トキシコキネティクス(毒性及び毒性試験)》
ワクチンを用いた毒物動態学的研究は行われていません。
これは 、ワクチンの非臨床評価に関するWHOガイドラインと一致しています。
《遺伝毒性》
すべての当ワクチン構築物の成分は脂質とRNAであり、
遺伝毒性の可能性はないと予想されるため、
当ワクチンの遺伝毒性研究は計画されていません。
《発がん性》
当ワクチン構築物の成分は脂質とRNAであり、
発がん性または腫瘍形成性の可能性はないと予想されるため、
当ワクチンを使用した発がん性研究は実施されていません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(ここまで)
mRNA を利用したワクチンが「世界で初めてヒトに使用されるもの」であり、
中長期的にどのような影響が出るのかわかっていない中で、
このような膨大なスルー状態だったようです。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)