自民党「老害」整理が始まる
「五輪森会長が世界を敵に」
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長が自民党に嵐を巻き起こしました。女性蔑視発言に謝罪、撤回をしたものの、逆切れ会見も災いして世界を敵に回してしまいました。海外からもSNSなどを通じて、女性が手を挙げる映像でつながり、今や世界が注目する事態に広がってしまいました。
自由で多様性の象徴たるオリンピックにふさわしくない発言として、すでに500人以上のボランティアが辞退を申し入れ、聖火リレーのランナーからも辞退者が出るようになりました。オリンピックのスポンサー会社の製品不買運動が見られ、スポンサー各社も森会長の発言を非難するコメントを発せざるを得なくなりました。
NHKが日本のスポンサー会社70社に取材したところ、36社が「森会長の発言は容認できない」と答えています。スポンサーでもある朝日新聞、毎日新聞は社説でこれを厳しく批判しました。
IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長も、一旦は「問題は決着したと考える」と言って不問に付す発言をしていましたが、世界の流れを見て9日になって急に手のひらを返し、「完全に不適切」と断罪しました。森会長にとっては最後のよりどころとなるIOCに梯子を外された形になりました。
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