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第237回「今日はバレンタインデー」

メイド喫茶元オーナーが教えるサブカル恋愛塾
  • 2021/02/14
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今日は、モテない人にとって、 クリスマスと並んで、忌まわしい日。 バレンタインデーです。 この日は、1年に一度だけ、女子から告ってもいい日。 という設定で、告りたい女子は、男子に チョコのプレゼントを贈る、ということになっています。 この設定、いつからはじまったのか、というと、 1958年に、横浜のチョコレートメーカーが、 まあ、そんなような設定を唱えて、 チョコの販促に使ったのがはじまり。 江戸時代に、平賀源内が、「土用の丑の日はうなぎを食おう」 と唱えたようなものです。 つまり、これ、日本だけの話で、海外には、そういう設定は ありません。まあ、バレンタインデーというのはあるんですけど、 特に、女の子から男の子にチョコを贈るとか、 そういうことは日本だけなのです。 1958年といえば、私が生まれた年であり、 一般に定着にしたのは、1970年代ということですからね、 歴史は案外新しいものだったりするのです。 そして、時が経ち、今や「バレンタインデーのチョコ」は、 女子が、意中の人に贈るチョコ、というだけではなく、 義理チョコやら、友チョコやら、自分へのご褒美チョコやら、 なんやらと、もう訳がわからない状態になってしまいましたね。 女子は、自分が好きな男子に告れる、という絶好の日を 自らつぶしてしまったんじゃないか、もったいないなあ、 なんてふうにも思うのですけどねえ。 まあ、でも、女子は、自分から告る、というより、 好きな男子から告られたい、という願望が強いですからね。 そういうことで、バレンタインデーの企みは、 変質してしまったんじゃないか、とか思うのです。

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