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101回 文化的生活という権利

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
森会長が女性蔑視発言で、結局、辞任に追い込まれたようだ。 医療の世界にいると、女性蔑視が当たり前すぎて、逆に違和感を覚えてしまう。 つい2,3年前まで、女性は働かないという暗黙の了解が医学部教授たちにあり、入学試験の際に、面接を使って、女性であるということを理由に点数が足りていても落とすようなことを当たり前に行っていた。 2回前のメルマガで、教授に医師を派遣してもらうために病院の女子職員が人身御供のようになっている話を書いたが、私が最も尊敬する医療政策の世界では有名なブレーンの女性教授から、「性犯罪ではないか」とメールを戴いた。「きちんと訴え出たほうがいい」とも。 私も完全な性犯罪にあたると思っている。 しかし、「ME TOO」運動などに訴え出たら、おそらくその女性職員のほうがクビになるらしい。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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