バイデン政権とイエレン財務長官は、どうやら「1.9兆ドルもの
野心的なヘリマネ」に本気のようです!♪
彼らは、2月末まで(?)の法制化を急いでる模様。
最近のイエレン長官は、日に日に「すごみ」を増して来ています。
財務長官に就任して以来、いよいよ「本領発揮」「野心むき出し」
と表現すべきか・・・。
イエレン長官は、「1.9兆ドルのヘリマネ法案」を実現するため
に、「50年ものドル国債」の創設も検討。
長官は、この「永久国債」の検討で、ドル国債を高値圏で売り逃げ
たいファンド筋に「にらみ」を効かせています。
サマーズ元財務長官が「1.9兆ドルのヘリマネは野心的過ぎる。
過去25年経験しなかったような高いインフレを巻き起こす」と
懸念を表明すれば、長官はこの「重鎮の懸念」に対して「高めのイ
ンフレ、上等だ」と「すごみ」を効かせます。
今週は、2月10日の講演で、パウエルFRB議長もこの「野心的
なヘリマネ法案」の応援に回ります。
議長は「2020年のアメリカ経済では、完全雇用を達成するく
らいでは、たいしたインフレは起きなかった」と、イエレン女史を
援護しました。
さらに議長はこの日の講演で、「中央銀行としての領分」を大きく
踏み越えました!
議長は、この講演で「公的部門と民間部門全てによる貢献」を求め
ました。
FRB議長が民間部門の貢献を求めることは、異例です。
アメリカでは、イエレン長官とパウエル議長の「J―Jコンビ」で、
近いうちに「アメリカ国民よ、国債を買おう!♪」といった「国粋
主義的なキャンペーン」が始まるかもしれません。こういったキ
ャンペーンが始まれば、これは第二次世界大戦「以来」です。
かくして、「弱い二月相場」という「アノマリー」は退けられたよ
うに見えます。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)