全豪オープンにみる東京五輪への示唆
「無事開催された全豪オープン」
夏の東京オリンピック・パラリンピック開催が危ぶまれています。組織委員会の森会長が女性蔑視ともとれる発言をしたことから、スポンサーの米NBCが五輪精神に反する発言として、辞任を求めたことも、夏の東京五輪開催に大きな負担をもたらしています。このまま大会を開催するには、ハードルが一段と高くなりました。
その点、スポーツの国際大会中止が相次ぐ中で、テニスの4大国際大会の1つ「全豪オープン」が無事開催され、多くのファンを安堵させました。当初は観客を入れ、「密」を避けるために間隔は取りましたが、マスクをせずに応援する観客の姿が多く見られました。
しかし、メルボルン市の帰国者用のホテルで感染者が出て、しかも感染力の強い英国変異型と分かり、メルボルンのあるビクトリア州全土で急遽、5日間のロックダウンが実施されました。このため、全豪オープンも13日から17日までは無観客試合となりました。こうした州の対応に、五輪開催に向けてのヒントがありそうです。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)