■ No.454 (2021年02月14日発行)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
株式を保有している人は、こんな時期に「資産が増えた」など大声で言わない
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
★『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』のバックナンバーはこちらから購入できます。
http://www.mag2.com/archives/0001566290/
これまでの号はこちらでチェックしてみてください。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
株式市場が上がっている。そのため、2020年3月に大きなダメージを受けた富裕層の多くは資産を取り戻しており、最近になって「もうコロナショックは克服した」という声も上がるようになった。
確かに株価だけを見ればそうなのだ。「株価」だけを見ればあたかも経済は回復したように見える。これは、アメリカでもそうだし日本でもそうだ。
株式市場が急激にショックから戻して高値を更新しているのは、言うまでもなく中央銀行や各国政府が、それぞれの国家予算に合わせて思いきった金融緩和や財政出動をしているからでもある。
じゃぶじゃぶに余ったカネが手元にあって、国債を買っても利息が付かないのであればその資金は株式市場になだれ込む。これは教科書通りの動きであるとも言える。端的に言えば、こういうことだ。
「株式を持っている人間が得をした」
「株式を買わなかった人間は損をした」
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)