今週のざっくばらん
理想的なリモート・ワークスタイルを求めて
今週のメルマガは、ハワイのハワイ島(通称、ビッグアイランド)で執筆しています。
ハワイには、これまで何度かバケーションで来ていますが、今回は「理想的なリモートワークスタイル」を求めて不動産を見ることが主たる目的です。
私は現在、本拠はワシントン州のシアトルにあり、リモートでシリコンバレーの mmhmm で働いています。
mmhmm 自体は、シリコンバレーで立ち上げた会社とは言え、オフィスは既にキャンセルしており、私も含めた全員がリモートで働いています。
私以外の主要なメンバーも、サンフランシスコ(カルフォルニア州)、ボストン(マサチューセッツ州)、シドニー(オーストラリア)とバラバラで、今の時代を代表するような、「100%リモート」な会社です。
私は、コロナ以前は、シアトルを拠点として、年に5〜6回日本に行って1週間ほど滞在する、という働き方をして来ましたが、去年は1月に日本に行ったきりで、そこから1年以上日本には行っていません。日本に入国するためには2週間の自宅隔離が必要なため、人に会うことも会合を開くことも出来ないからです。
そんな中で、9月には mmhmm に開発メンバーの一人として参加し、今後のワークスタイルをどんなものにしようかと色々と考えて来ました。
夏はシアトル、冬はカルフォルニアという暮らし方も候補の一つでしたが、実際に数ヶ月を過ごしたいような場所はカルフォルニアにはなく(ロサンゼルスは渋滞がひどい、サンフランシスコは無駄に不動産が高い、ナパは山火事が怖い、パームスプリングスは人工的過ぎる、など)、そんな中で候補として浮上して来たのがハワイなのです。
ハワイは、一年中気候が温暖で(通年を通して20度から30度の間で、真夏でも日本のような猛暑日はありません)、日本にも近く、かつ、日本食のレストランや、日本の食材も簡単に手に入るという利点があります。
さらに、日本との時差も少ないため(1日マイナス5時間)、日本とのZoom会議もしやすいという利点もあります。
そんなこともあり、最初は(オアフ島の)ホノルルのコンドミニアムを入手しようとしばらく物色していたのですが、色々と調べているうちに、地球温暖化のためにホノルルがハイリスクゾーンであることを知り、投資意欲が失せてしまいました。
現時点でも、1フィート(30センチ)しか余裕がなく、満潮(月の潮力で水位が上昇すること)と高潮(台風などの影響で水位が上昇すること)が重なると街が水浸してしまうそうです。今後、地球温暖化で水位が上がると、冗談抜きで街ごと沈没してしまうリスクがあるのです。
そんな中で浮上してきたのが、ハワイ島です。ハワイ島は、比較的新しい溶岩で出来た島で、オアフ島のように賑やかではありませんが、コナ空港の近くにいくつかのリゾート地があり、私たち夫婦のように、海・ゴルフ・テニスが好きな人間にとっては、天国のような場所なのです。
そこで、今回は、不動産見学を主たる目的として、Manua Lani に1週間、Hualalai に1週間滞在することにしました。
Manua Lani には、以前にも滞在したことがありますが、ホテルの前にある砂浜がスノーケリングに最高です。今回も初日にゴルフをした後で、30分ほど泳ぎましたが、数千を超えるアジかイワシの大群と泳ぐことが出来ました。運が良ければ海亀にも出会える場所です。
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