また読者のインテリの方から投稿があった。
彼も医師なのだが、フランスの最新データでは免疫は3カ月しかもたないということで頻回にワクチンを打たないといけない可能性があるとのことだ。
抗体の種類もちまたで計測しているIgGではなくて、機能しているのはIgAがメインである可能性もあるという。
感染症学者だけが大きな顔をしている日本においてこのように免疫学も勉強されている医師がいるのは心強いが、残念ながらほとんどいないのが実情だ。
実は、私の所属するエンジン01という文化人団体で、エンジン塾というのをやったことがあるのだが、ゲストにNK細胞の名づけの親とされる世界的免疫学者の奥村康先生をお招きして、コロナ対策の問題点を論じてもらったことがある。
奥村先生の説でも、抗体というのは一度できて長く機能するものとそうでないものがあるという。
日本脳炎にせよ、4種混合にせよ、私たちが子供の頃に受けるようなワクチンは、おおむね一生効力がある。
しかし、インフルエンザのワクチンは半年くらいしかもたないので、年に二回受ける人もいる。
風邪の場合はワクチンがないが、一度風邪をひくと抗体はできる。ただ、その抗体が有効なのが1~2か月なので、一冬に3回風邪をひく人がいる。
風邪と新型コロナは同類のウィルスなのでワクチンができても2~3か月くらいしか有効でない可能性があるというのが奥村先生の説だった。
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