第５５回-01　『最終講：悩みや問題解決の極意　考え考え考え抜くことの重要性』

－ Arcadia Rose －「　K　」のセルフカウンセリング＆心理セラピスト講座　上級編 第５５回-01　『最終講：悩みや問題解決の極意　考え考え考え抜くことの重要性』 みなさん、こんちには。 Arcadia Roseの「　K　」です。 この度は『セルフカウンセリング＆心理セラピスト講座・上級編』を 購読していただきまして、どうもありがとうございます。 悩みや問題解決の『極意』をお伝えします。 悩みのある状態から悩みのない状態に、 スムーズに移行する方法も解説します。 いよいよ、この講座も「最終回」です。 がんばってください。 それでは、はじめましょう。 ―――――――――――――――――――――― ＜はじめに＞ ―――――――――――――――――――――― 今回の内容は ＜本質＞ ・本当の気持ちが大切 ・考えることの重要性 ・直観が働く必要条件 ＜究極＞ ・悩みが無くなる状態 そして、 講座修了につきまして、 ＜お知らせ＞と ＜極意＞ 【悩みや問題解決の極意】 をお伝えします。 ―――――――――――――――――――――― ＜本質01：『本当の気持ち』の大切さ＞ ―――――――――――――――――――――― まずはじめに、 『本当の気持ち』 に関して解説していきます。 鬱状態になる最大の原因は、 自分が感じているコトを 抑え過ぎることが原因です。 ・【自分の気持ちを抑えすぎる】 たとえば、 仕事を辞めたいと感じつつも その本当の気持ちを抑え込み 無理して仕事を続けていたり 会社や学校でいじめられたり ネットで誹謗中傷された事に 怒りがあるのに表に出せない ・仕事を辞めたい気持ちを無視し続ける ・本当は怒りがあるのに表に出せない と言った状態を続けていると 鬱状態になります。 改善策は ・【本当の気持ちを認める】 「本当は仕事を辞めたい」 「本当は凄く怒っている」 と、認めることです。 具体策としては、 ・本音を誰かに話し聴いてもらう ・正直に感じていることを話す ・自分の気持ちを声に出して言う ・自分の気持ちをノートに書く 自分の気持ちを声や文字で とにかく表に出すことです。 カウンセラーの人は 本音を聴いてあげてください。 そうすることで改善に向かいます。 その上で、その問題への 考え方や解決策を示しましょう。 鬱状態には ・気持ちを表す人　→　鬱状態になりづらい ・気持ちを隠す人　→　鬱状態になりやすい 「こんな仕事辞めてやる」 「おのれぇ、あいつらめ」 「ああ、むかつく」 と、本音や怒りを出せる人は 鬱状態になりづらく、逆に 「いじめられるのは自分がわるいのだ」 「目立たない様に大人しくしていよう」 「仕方がない」 と本音や怒りを抑え込んでしまう と鬱状態になりやすいです。 【自分の本当の気持ちを認める】 【自分の本当の気持ちを書く話す】 自分の本当に気持ちを認めることは とても重要なことです。 自分の本当の気持ちに逆らうと 悩みや問題が起こりやすくなり、 本心を認めると問題が減ります。 本当の気持ちを無視　　→　問題が増 本当の気持ちを認める　→　問題が減 身勝手な言動はよくないですが 本当の気持ちはとても大切です。 身勝手にならず本当の気持ちを 大切にした選択が正解の道です そういった選択肢が必ずあります。 それを見つける事が問題解決です。 【自分の本当の気持ちを大切にする】 ――――――――――――――――――――― ＜本質02-A：悩み相談の奇妙な光景＞ ――――――――――――――――――――― 他者の相談に乗っていると、 奇妙な光景を目にします。 私は今は他者の悩みの解決策が すぐに思い浮かびますが、 以前は違いました。 私も他者の相談に乗りながら、 懸命に解決策を考えていました。 すると、１つの奇妙な ことに気がつきました。 私が相談者の問題の解決策を 真剣に考えている時に、 相談者は何もしていないのです。 相談者は何もせず、ただ答えを 貰えるのを待っているのです。 これはとても奇妙な光景です。 私が他者である相談者の問題を 真剣に考えているというのに、 問題の当事者である相談者は 全く何も考えていないのです。 「せめて、自分も一緒に考えなよ」 と私は相談者にお伝えしました。 ここに根本的な問題があります。 私は人の問題まで真剣に考えるので、 益々、問題解決が上手になります。 ところが、 相談者は自分の問題を考えないので、 益々、問題解決が下手になるのです。 悩みや問題解決が出来る人と 出来ない人の差はここです。 〇：自分で真剣に考える人　→　解決能力向上 ×：自分自身で考えない人　→　解決能力低下 自分で考え解決することで 問題解決能力は向上します。 ――――――――――――――――――――― ＜本質02-B：自分で考え努力する＞ ――――――――――――――――――――― 以前、も書きましたが、 問題解決が出来ない人は 自分で考えていません。 「自分でも解決策を考えましたか」 「解決に向けた努力をしてますか」 と尋ねると 「はい。考えました」 「はい。しています」 と言います。そこで 「何時間くらい考えましたか？」 「何時間くらい努力しましたか」 と尋ねると、 「・・・・・・」 多くの場合黙ってしまうのです。 そうです。考えていないのです。 自分の問題を解決するのに ほとんど時間を使っていません。 これでは、問題がクリア されるはずもありません。 ドラクエやファイナルファンタジー ですらクリアに１００時間掛かります。 努力こそが全てです 悩みを解決するのであれば、 数十時間以上は努力が必要です。 目安として、大きな問題であれば １００時間は努力してみて下さい。 最低でもドラクエやFF以上の 努力をするようにしましょう。 ――――――――――――――――――――― ＜必ず解決できる　考えることの重要性＞ ――――――――――――――――――――― 情報を集め、しっかり考え 冷静に前向きに対処すれば どのような問題であっても 解決することができます。