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103回 トランプ支持者とマイルドヤンキー

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
自民党の国会議員有志が一部の地方議員に対し、選択的夫婦別姓制度導入に賛同する意見書を地方議会で採択しないよう求める文書を送っていたことが東京新聞の取材でわかったらしい。 その文書の送り主の一人に丸川珠代男女共同参画担当相が入っていたことで物議を醸している。 男女共同参画担当相がそんなことでいかがなものかということはともかくとして、丸川氏の戸籍上の名前は大塚珠代である。 なんで別姓制度を導入しないといけないかというと企業の50%が旧姓の使用を認めてくれないから、ちゃんと法制化しようということである。 日本というのは不思議な国で芸名で平然と選挙に出られる(海外でもそうかもしれないが私は違和感がある)。では、私が安倍晋三という芸名になって選挙に出たらそれで許されるのか? ちゃんと責任をもって言動をする上で本名でやるべき(選挙のときくらい芸名で入れた人もカウントしてあげるくらいのサービスはしてもいいが)というのが私の感覚だ。少なくとも国会では旧姓で通じるから別姓制度を変えなくていいと思っているなら、まさに特権意識そのものだ。 旧姓のほうが便利だから使っているというのなら、ほかの女性にもそれができるようにしてあげるという優しさはないのだろうか?

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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