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内外で「凶暴化」する習近平 海警船で狙う尖閣、アント金融弾圧の「無謀」

勝又壽良の経済時評
  • 2021/03/01
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民族主義者の術中に嵌まる 米が提示する5つの警報 尖閣狙うが日本も十分対応 政敵倒しにアントを利用 中国の習近平氏は、国家主席2期10年という任期を改正して、期限を取り払ってしまった。従来であれば、習氏の任期は2022年までだ。鄧小平が、個人崇拝の再来を防ぐべく行った集団指導体制と国家主席任期制は、習近平氏の名誉欲によって葬り去られた。 習氏といえども、腕力で国家主席の無期限制を利用する訳にはいかない。国の内外で、中国共産党の「威厳」を高めて、国民と党員を納得させなければならないのだ。この結果、自然に起こる問題は、習氏の「凶暴化」である。内外で腕力を振って、相手をねじ伏せなければ、習氏が勝ち名乗りを上げられない局面が増えているからである。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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