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【第268号】「”英語で演じる” ことの本質と、その乗り越え方(パート1)」

ハリウッドで俳優として生きる! 尾崎英二郎の ”夢” を掴むプロセス
日頃から、長い時間を投資して、直しておかなければ、 本番のカメラの前、スターたちの目の前でだけ、巧くやるのは無理だし、 その時では遅いのです。 でも1年後、3年後、5年後、10年後を見据えて、 今から直していけば、 決して越えられない『壁』なんてありません。 日本語にはない音は、舐めずに、 徹底して直しましょう。 これらの音が、長年に亘って弱点になり、 明瞭度が改善されていない日本人俳優は多いです。 例えば近い未来に、 「コロナ・ウイルス」が映画やドラマの題材になり、英語セリフに入っていたとします。 Virus は、ウイルスではありません、「ヴァイラス: vai · ruhs」と英語では発音します。 Vaccine も、ワクチンではありません、「ヴァクスィーン: vak · seen」 と言います。 日本で生活していると、英語ニュースを聴いたり、 『Contagion コンテイジョン』や『Outbreak アウトブレイク』のような映画に意識的に触れていかない限り、 これらの単語を「ネイティヴの実際の音」で聴くことはほぼ無いはず。 「音」は、”演技の一部” です。 音が出なければ、見せる・聴かせる、商品にはならないと思って間違いないです。 正確な「音」を出すのに、大切なことは、 口の周辺と舌先や舌の根っこの筋肉を、英語用に鍛え抜いていくということです。 それから、音を出す際の「息の出力」のコントロールを自在にすることも。 日本で育った人が、日本語の音を流暢に出せるのは、 口と舌が、毎日毎日徹底的にハードに動き続け、 日本語 ”仕様(専用)” にカスタマイズされた筋肉と構造になっているからです。

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  • ハリウッドで俳優として生きる! 尾崎英二郎の ”夢” を掴むプロセス
  • 海外ドラマ『The OA』『高い城の男』『DC レジェンド・オブ・トゥモロー』『MARVEL エージェント・オブ・シールド』『エクスタント』『ヒーローズ』、映画『硫黄島からの手紙』や『ラストサムライ』に出演した俳優尾崎英二郎が、人生の「壁」を突破するために何を実践したのか?挫折に負けない心の作り方、大切な人脈の築き方、英語克服法、緊張との闘い方など、自身の経験をもとに語る。 「夢は実現できる!」進路に悩む中・高・大学生や、仕事の閉塞感を打破したいと感じている社会人に、“無名”から米国ハリウッドでキャリアを積み上げていく姿を通してメッセージを送る。
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