第029号後編「ドアノー展とパリ。怪しいセミナー？」

久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽 」 毎月第1-4 火曜日発行 vol.29後編 2021/03/02 発 行 *========*========*=======*=======* ４．久米のイチオシ ‐‐‐‐ 「ドアノーの写真を見ながら、古き良きパリの音楽を」 私はモノクロームの写真を見るのが好き。それも古き良き時代の世界のどこかの写真を…。 コロナ禍で、おいそれと海外旅行が楽しめなくなった今だからこそ、そんなタイムスリップへの想いが、ますます募るのかもしれません。 東京渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで古き良きパリの街角に立ち、懐かしい音楽が聞こえてくるような写真展を楽しんできました。「写真家ドアノー/音楽/パリ展」です。 この写真展の会場にたたずめば、あるいは公式サイトで数々の写真に見とれれば、きっとパリに行きたくなるでしょう。ロベール・ドアノーが切り取った、いにしえのパリの街角に。路地裏のカフェやキャバレーに。 そして、憧れの歌姫 ジュリエット・グレコや、伝説のギタリスト ジャンゴ・ラインハルトに会いたい。サンジェルマン・デ・プレの路地裏で、あるいは画家たちも愛した伝説のキャバレーで。 そんなドアノーの写真をさらに楽しむために、Youtubeからとっておきの音楽動画をご紹介しましょう。 まずは、ポスター・チラシにもなっている歌姫グレコの素敵な写真を見てください。素顔もなん魅力的なのでしょう。