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104回 コロナとアルコール

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
前回も問題にした丸川珠代とかいう女性議員の自民党の、選択的夫婦別姓制度導入に賛同する意見書を地方議会で採択しないよう求める文書を送っていた事件だが、これこそまさに差別の本質があるから、もう少し追加で書かせていただくことにする。 丸川珠代男女共同参画担当相は、戸籍上の名前は大塚珠代である。それが当たり前のように旧姓を名乗っているのに、男女別姓がいけないと言っているわけだ。 男女差別にしても、人種差別にしても、差別されると思われている人の中での強者たちは差別はほとんど受けない。 アメリカでも、弁護士や医者になれば、黒人でもほとんど差別を受けない。昔はそれでも泊まれない宿があったらしいが今はそんなことはない。それどころか大統領になった人もいる。 しかし、黒人が大統領になったからと言って差別を受けなくなったかというとそうではない。 貧乏くさい黒人は、まじめに生きていても、近所で事件があると真っ先に嫌疑をかけられ、警官に殴られたり、射殺されたりする。 警官たちも黒人なら殴っても当然というくらいの勢いで暴力をふるう。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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