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政府の腐敗は国民が「怒り」を忘れた事の必然的な帰結である ~日本人は「怒るべき時に怒る感覚」を思い起こさねばならない~

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
改めて言う迄もないことですが、日本政府の政策は、外国人には恥ずかしくて説得出来ないほどの、驚くべき出鱈目ぶりです。 20年以上に渡るデフレの放置、デフレ脱却と言いながらの二度にわたる消費増税、各国がコロナ水際対策に躍起になっているタイミングでの首相自らが満面の笑みを浮かべながら挙行する中国人観光客呼び込み、何の規準も無い繰り返され延期され続ける緊急事態宣言…これらは皆、それぞれ一つ一つが「日本政府の信じられない愚かしさ」を意味しています。 こうした愚かしい政策によって、貧困と格差が広がり、国力は激しく毀損し、日本国民の様々な勤め先が外国人によって事実上支配されてしまうようになり、挙げ句に領土まで奪われかける状況に至っています。 そしてこうした日本政府の出鱈目ぶりの根源にあるのは、先週もお話ししたとおり「政府の腐敗」。 https://foomii.com/00178/2021022716431977161 菅義偉という政治家は、かつての「総務大臣」という立場を活用して総務省という日本国家のための超重要組織の「私物化」を進行させたのです。 すなわち、自らに僅かでも抵抗する完了を左遷し、自らに忖度し、おもねる官僚を重用し、出世させる。さらにはこれまで総務行政の事等一切何も知らない自分自身の息子を政務秘書官という、総務行政における要職中の要職に就ける。 こうした総務省内部の腐敗は、菅氏が総理大臣の地位に就いたことでさらに加速。それが今回の菅長男違法接待「事件」を導いたのです。 ・・・

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