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第154回 分散型金融(DeFi)とブッロクチェーン  その2

ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第154回 分散型金融(DeFi)とブッロクチェーン その2 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 まず今回は、何人かの読者の方から質問をいただいたので、それに回答する。分散型金融で紹介したコインの購入方法についてである。 次にメインテーマとして、分散型金融の分野で注目されているプロジェクトを紹介する。この分野の注目プロジェクトは実に多い。そのほんの一部である。また、今回の紹介ビデオは、公式のビデオを出しているプロジェクトが少なかったので、「ブロックカード・ラーン(Blockcard Learn)」という仮想通貨の解説ビデオを掲載した。 ▼コインの買い方 それでは、早速今回は最初のテーマを書く。前回の記事で紹介したプロジェクトの発行するコインの買い方についてである。読者の方々からの質問があった。 前回の記事で紹介した、「アーヴェー(Aave)」や「シンセティックス(Synthetix)」などのプロジェクトが発行するトークンは、著しく上昇している。これは一種の投機的な人気でしかない可能性があるので、いつ暴落しても、またプロジェクトそのものが消滅してもおかしくない。そのリスクはある。他方、新しい金融の方法としてさらに注目され、大きく上昇する可能性もあるだろう。余裕のある資金を使い、遊び感覚で投資をしてもよいかもしれない。 だが、こうした新しいプロジェクトのトークンは、日本の取引所では扱っていない。海外の取引所で口座を開設し、それを通して買う以外に方法はない。そのような海外の取引所としては、「バイナンス(Binance)」などが有名である。 一方、海外の取引所では円による入金が実質的に許可されていない。海外の取引所は日本の金融庁から正式な取引所としての認可を得ていないので、円のよる入金が許可されていないことが原因だ。 そこで、そうした海外の取引所では、ビットコインやイーサリアムを送金し、それで新規プロジェクトのトークンを買うという方法になる。この場合、まず日本の取引所で口座を開設してビットコインを買う。それを今度は、海外の取引所の自分の口座に送金するのである。これで、あらゆるトークンを購入する準備ができる。 海外の取引所の口座を利用してトークンを買うとき、身分証明書の画像を送信することが求められる。ほとんどの場合、身分証明書はパスポートになる。 これがトークンを買う方法だ。「バイナンス」などはサイトが日本語対応なので、使い勝手がよいはずだ。 ▼分散型金融の分野で注目されているプロジェクト それでは、今回のメインテーマを書く。分散型金融の分野で注目されているプロジェクトである。さまざまなアイデアのものが多く、興味深い。 ●アルファ・ファイナンス・ラブ(Alpha Finance Lab) 手持ちの仮想通貨の理想的な運用を行うサービス。 仮想通貨のメリットのひとつは、相場の極端に高い上昇が期待できることである。しかしながら、これには大きなリスクも伴う。基本的にビットコインを始めとした仮想通貨は投機性が強く、乱高下する可能性が絶えずある。多くの仮想通貨は価値の基盤がなく、需要と供給だけで変動する不安定なものである。やはりリスクは大きい。

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  • ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
  • 昨年から今年にかけて仮想通貨の高騰に私たちは熱狂しました。しかしいま、各国の規制の強化が背景となり、仮想通貨の相場は下落しています。仮想通貨の将来性に否定的な意見が多くなっています。しかしいま、ブロックチェーンのテクノロジーを基礎にした第四次産業革命が起こりつつあります。こうした支店から仮想通貨を見ると、これから有望なコインが見えてきます。毎月、ブロックチェーンが適用される分野を毎回紹介します。
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