《抜粋》
「バフェット指数」から眺めると、今の日米の株式市場は「大型バ
ブル」の疑いが濃厚です。
2月半ばあたりからアメリカの長期金利が急上昇、これが原因で
内外の株式市場は激しく乱高下、調整しています。
株式市場が1年先の業績改善を織り込んで急上昇してきた一方で、
かたや長期金利のほうは初動が遅れ、いまやっと急上昇を開始し
たばかり。
市場では、やっと「健全なマーケットメカニズム」が働きだしたと
言えます。
長期金利の上昇は景気回復期にはよく起ることです。
が、今回の景気回復期の場合は、かなり「異例」です。
実体経済が回復に差し掛かってみたら、その時は既に株価は「バ
ブルの領域に達していた」という「前代未聞の事態」が発生してい
るのです。
とはいえ、
ソフトな「テイパーなきテイパー・タントラム」は、「予備選」と
「本戦」に分かれてゆっくりと進行することでしょう。
「1-3月の予備選」では、「ロビンフッターたちのから騒ぎ」が
なぎ倒されて、「グレースワン:テスラ株のバブル崩壊」が始まり
ました。この「テスラのバブル崩壊」が引き金となって、ARK銘
柄は次々と調整局面入り、これが飛び火して、IPO銘柄やSPAC
銘柄などの数々の「ピンスポット・バブル」の崩壊にまで発展して
います。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)