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総務省接待問題は「旧郵政」vs.「旧自治」の暗闘/菅政権の看板政策にも影響が…【No.438】

石川ともひろの永田町早読み!
総務省が接待問題で揺れている。 菅総理の長男が勤務する東北新社からの接待問題に加え、NTTから官僚だけでなく歴代総務大臣や副大臣への接待問題も発覚し、国会にNTT社長を呼んで疑惑の解明をする事態にまで発展した。 接待により行政が歪められているのかが焦点である。 今回のスキャンダルで感じるのは内部リークがない限り、ここまで詳細な情報が出てこないということだ。 NTT内部の誰かが綿密な調査を行わない限り何を食べたかまで明らかにすることは困難だからである。 そして、総務省内部からのリークも当然考えられる。 総務省は2001年に旧自治省、旧郵政省、旧総務省が合併して誕生した組織だ。 事務次官人事は、旧自治省と旧郵政省出身からのたすき掛けが通例だったが、旧自治省側からの登用がやや多い。 近年では旧郵政省出身者からの登用は少なくなるのではないかと旧郵政出身者は懸念していた。 その矢先、菅氏が官房長官から総理になったことにより、「わが世の春が来た」と旧郵政出身者が勢いを増していたと元郵政のキャリア官僚が私に教えてくれた。 今後も拡大しそうなこの接待問題は、総務省人事だけでなく……

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