国民の静かな反乱に屈した政府
「宣言延長しても打つ手がない」
政府は18日、新型コロナウイルス対策に関する諮問会議を開き、東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県に対する緊急事態宣言を21日の期限をもって解除することを諮問、了承されました。表向きはすでに新規感染者数が減り、病床のひっ迫度合いも改善されたので、経済に負担となる宣言を解除する、ということになっています。
しかし、実態は時短要請を伴う緊急事態宣言を延長しても、感染抑制につながる手が打てず、行き詰まり感が強まっていました。現に、首都圏の4都県では、宣言延長後の人出がむしろ増えていて、国民が自粛疲れか、宣言慣れしたか、はたまた政府が有効な改善策を打ち出せない中で、国民にだけ自粛を要請することに、静かな反乱がおき、これに対処できなくなったともいえます。
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